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2012年7月19日木曜日

再生可能エネルギー(3)


 下向山町の米倉山太陽光発電所に行ってきた。現在のところ内陸部で日本最大の規模である。太陽光発電所の概要は面積:わずか12.5ha。出力:10,000w。年間発電電力量:1,200kWh。昔工業用団地として開発したがうまくいかず遊休地となってしまったので東京電力に土地を売って、東京電力がそこに太陽電池を設置した。町が出費した費用は3億円、町が得る収入は東京電力からの固定資産税だけ。東京電力は太陽光で電力を作り、それを売っているが太陽光の設置費用は公開していない、公開しないということは東京電力にとってきっと都合が悪いのだろう。多分商売として太陽光は有望なのだろうと推測する?

 

 太陽光発電て電力のピークカットには極めて都合がよい、気候が晴れで気温が上がれば、クーラの使用が上がり使用電力量は増す。太陽光の出力も同時に増す。当然ながら太陽光発電は夜発電しないが、夜は電力が余っているではないか、だから夜太陽光発電が発電する必要はない。

 

 電力会社は自然エネルギーは変動するし、予測もできないというがそんなことはない、日本にはすでにその技術があり、あとは意志だけの問題なのだ。事実スペインが電力供給で風力発電が21%、太陽光2.6%に達しているのに、うまくコントロールしているではないか、20124161530分、一時スペインの全消費電力に風力発電が占める割合が60.0%に達した。スペインに出来て、日本になぜ出来ない。



 2011年エネルギー全体に占める割合(水力とバイオマスを除く)は日本が1%で14位、1位はスペイン17.1%、ドイツ10.7%、イタリア6.2%、イギリス4.2%、アメリカ2.7%とまあこれらの国に負けてもしょうがないかと思うがインド2.4%、中国1.5%にも負けている。  

 

 さらに深刻なのは2011年のクリーンエネルギー部門(水力とバイオマスは除く)への投資額は世界ランキングで9位で、こんなものかとも思うが、問題は投資額の量でイギリスとカナダの約十分の一、アメリカの約80分の一、中国の約百分の一なのだ。今まさに日本は睡眠中で再生可能エネルギーへの取り組みはしていないといっても過言ではない。ほぼオイルショック時の投資によるものを稼働していてようやく1%になっているといってもよいのだ。

 

 平成247月から「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」がスタートした。日本のクリーンエネルギーへの対応が首の皮一枚繋がったという状態になった。後は原子力に使っている資金を再生可能エネルギーに振り向けるようにしなければならない。しかしながら原子力発電所の解体には気の遠くなるような資金が必要なのだ。

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