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2011年7月31日日曜日

危険な原子力(9)とCO2

 地球温暖化にCO2が一役かっているのは間違いない、しかし地球はかって地球全土が氷に覆われ(スノーボールアース仮説た時期が2回ほどある事が解っており、また地球全土が乾期に覆われ、地球全体が火事になったこともあったらしい。
 氷河期は10万年の周期で繰り返すというミランコビッチ周期が正しければ第4期氷期が10万年前なので(現在は温暖期)第5氷期はいつ始まってもおかしくないのだ、つまり地球温暖化が進むからCO2を削減しょうと努力しても、自然は人間の努力など完全に無視して第5氷期が始まるかもしれないのだ。要するに確かな事は解らないのだ。
 ウラン238の半減期は446000万年ウラン自体の核崩壊放射能は小さいが、ウラン238が崩壊し他の放射性物質に成り、この放射性物質が又崩壊をするから、安全でもない。しかし採掘しなければ、何の障害も人類に与えないのに、原子力発電をした為、自然界にないプルトニウム239を作り出してしまったのだ。プルトニウム239の半減期は24000年と結構長い。プルトニウム239は原子爆弾にも転用できる。この批判をかわす為に高速増殖炉、これが上手くいかない事が解ったらプルサーマルを持ちだしてきた。しかしながら小手先を変えても核破棄物はどんどん増え続け20万tに達している。
 核破棄物を無害化する技術など無い。この技術は銅を金に変える技術と同等だからである。この様な核破棄物の毒を未来の人間に送ってよいのだろうか?核破棄物を500mの地中に埋めても2万年後の人たちが、核破棄物の正確な位置が解るだろうか?
 現在原子力発電が作り出す毒をどう処理、どこへ保存するか何も決まっていない!さらに高レベル放射性破棄は高レベル放射性破棄物貯蔵センターに冷却のため3050年間保存される、50年経ったら無害化しているかというとそうではない
冷えたというだけで、相変わらず放射能を出しているから処理しなければならない。
 そうなんです原子力発電で出来た核物質は未来永劫に渡って管理していかなければならない。このまま原子力発電を続けたら、核破棄物が増え続け、コントロール不能の時が必ず来る。その時福島原発以上の大惨事が起きるでしょう。その起きる場所は6ヶ所村核再処理施設だ。あなたはCO2と原子力のどちらが危険だと思いますか?

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