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2011年11月11日金曜日

スコット結線


スコット結線変圧器というのを知っていますか?  でも単純にスコット結線は単相負荷を3相負荷に変換出来ると思っていませんか、正確には3相-2相変換結線なのだ、2相が平衡していれば、3相側も平衡すると言う特徴をもっている。

 具体的に言えば100KVAの単相負荷1個ではスコット結線を使用しても3相側で平衡を
取る事は不可能なのだ、単相負荷2個(50KVAx2個)ならば3相側で完全に平衡を取る
事が可能なのだ。だからスコット結線を使用する時には単相負荷を2つの群に分ける必要
がある。

 日本での実際のスコット結線は、2次側には8本又は6本又は4本の電線が出ている。
どう結線するかはカタログを見ること。210V用としては4本の電線が出ている。2本に接
続した負荷と残りの2本に接続した負荷はだいたい等しくなければいけない。
 夫々に過負荷装置が必要である。

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