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2011年11月8日火曜日

原子力事故

原子力事故で水素爆発を起こした時、とっさにメルトダウンをしたと思った。水素は水が分解して出来るがその温度は2500℃である。だから当然関係者はメルトダウンしたことを知っていた。水素があるという事は2500度になったということ、当然厚さ15cmの原子炉容器の底が融けたということも予想できたはず、この事を原子力村の人達は全員一致協力して隠していた。又 原子炉容器の厚さは15cmもあるから安全だという話に対しては、以前から原子炉容器の厚さが何故15cmも必要なのかが疑問だった。何故なら原子炉容器に入る多くのパイプの厚さは15cmもないからである。

除染という言葉がよくない、除染すれば全てがよくなるという印象を与える、本当は核危険物移動処置である。除染した所は除染されたといってよいが、その除染物を移動設置した所は除染物で汚染されたという。総合的に何も除染されていないのだ。

低温停止という言葉も良くない、低温停止すれば原子炉の危険性が無くなるという印象を与える。冷水の供給を止めれば再び温度上昇が始まるからだ、ではなぜ熱を発生しているのだろうか?それは燃料の固まりが自発核分裂をしているからなのだ。核分裂は全て自発核分裂であって、そのエネルギー放出がどの温度で止まるかは核物質の量の問題なのだ。量を多くすれば原子爆弾になる。


だから今回のキセノン(キセノンには40種類の放射性同位体がある)の検出に対して、臨界ではなかった自発核分裂であったという言い訳は全く意味を成さない。

今回の発表で臨界と自発核分裂を巧みに使いながら安全だという印象を与えようとしている魂胆が透けて見える。自発核分裂だから安全だといっているがそんなことは全くない。何故なら原子爆弾らでさえも全て自発核分裂だからだ、原子力発電はそれをコントロールしているだけである。コントロールして核分裂が持続的であればそれを臨界といっているだけで、臨界は危険、自発核分裂は安全といういい方は問題の誤魔化し以外の何物でもない。。

ウラン235とウラン238とプルトニウム239は自発核分裂が少ないがプルトニウム240は極めて多い。だから核分裂のプロがキセノンの量が多ければプルトニウム240が多いと、だから核燃料が外部に飛散したのだと説明しないのだ。何故核分裂のプロが出てきて、これはこうだとなぜ説明してくれないのだ。だから未だに原子力村の人達の力が働いて本当のことを抑えているとしか思えない。何故マスコミが原子力の危険性を大々的に放送しないのだ。本当にじれったい。

未だにマスコミは原子力村の住民の隷従下にある、でも最近少しずつ変わってきたように思う。20年以上も前に放送された11月6日のNHKを見ていたら現在の原子力の問題点が全て指摘されいたが、何故その事が問題にならず改善されなかったのだろうか?これは日本人国民性なんですね、第二次世界大戦を起こした原因そのもの完全に一致する。第二次世界大戦を起こした張本人はマスコミと一部日本人の強硬派とお上に従順な一般国民の日本人ですから。それと同じ事が原子力発電で起こっている。


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