官僚とは国を形作るとき無くてはならない組織なのだ、官僚組織なくては国というものが形成されない。
当然ながら国を形作るときの国家は貧乏なのだ。従って官僚も貧乏だが権限がある、この権限を利用して国家の骨組みを作っていくのだ。やりがいがあるから、一生懸命考える。この権限は法律がまだよく整備されていないから、その法律を超えて実行され極めて速い時期に結果を出すのだ。
国家が安定し始めた時、当然法律が整備され、国家はこの法のもとに運営されていくようになる。ここから官僚の誤魔化し、夜郎自大が始まり、国家は官僚の為にあると考えるようになり、物事が法律により施工されるようになるから、新しい物事は全て先送りされるようになる。
よく官僚は優秀だといわれるが、決してその様な事は無い、国家公務員第1種に合格した時は物覚えが良いという面においては極めて優秀であったに違いない、しかしながら仕事をこなしていく段階で次第に世間一般の常識というものを失い、テレビでの記者会見等で国家公務員村から一般常識世界に出て省の不祥事を釈明する官僚の弁明など、この人馬鹿かと思うほど内容が酷い。
この問題は大会社の社長も同列なのだ、会社が問題を起こした時、社長が謝ったり、弁明をするが、この内容もひどい、東京電力の社長、九州電力の社長、経団連の米倉弘昌など話の内容がひど過ぎる。何故この様な人間が要職に就くのかと疑問に思う。
国会議員の世襲制も酷い、あまりにも多く複雑で魑魅魍魎の世界なのでよく解らないが、自民党にいたっては40%、民主党で20%位だそうだ。世襲制を制限する動きもあるようだが、反対意見として日本は民主主義であり、議員は選挙によって選出されるため、一方的な世襲批判は民主主義の否定につながるというが、世襲議員そのものが民主主義の否定に成っているのに気がつかないとはなんと愚かな!
スポ-つの世界で、例えば今プロ野球の世界で2世、3世が何人おるか答えれますか?完全に実力の世界では、世襲なんてありえないのだ。結果として世襲になったところで1%にも満たないはずだ。従って国会議員の世襲制は何らかの方法で民主主義を阻害している事になる。
現在の日本の凋落の象徴とは国会議員、官僚、大会社の社長を言うのだ。
不祥事起こした高級官僚若しくは大会社の社長の胸を好くような弁明を聞いてみたい、何時も弁明聞くたびにがっくりしてしまう。
テレビを見ていて、震災にあった人たち、中小企業の社長の話を聞いていると心が抉られる。この人たちの話は物事の本質をずばりと言い、本当に頭がよいと思う。それに比べて国会議員、官僚、大会社の社長はなんて頭が悪いのだろうと思ってしまう。西山元審議官なんて本当の馬鹿だと思う、あれだけ
TVで顔を出しているのに、何をしているのだ!
確かに日本人は優秀だ!国会議員、官僚、大会社の社長を除いて。
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