2020年の中国の国勢調査によると漢民族の割合は91%です。しかしながら漢民族が常に中国大陸を支配していた訳ではありません。中国の王朝は(秦―漢―普―隋―唐―宋―元―明―清)と9つの王朝があり、その内漢民族が作った王朝は(秦―漢―晋―明)の4つしかないのです。何故圧倒的な人口を誇りながら、漢民族以外の外部民族に簡単に支配されるのでしょうか? それは漢民族が戦争に極めて弱いと言う理由と漢民族が混乱に陥った時、漢民族の国民性として同漢民族に対して、猜疑心、疑心安儀、裏切りの応酬になり、漢民族がかってに自滅していくのです。
外部民族から支配を受けた時、外部民族は漢民族を支配するだけの能力も無ければ、人数もいません。従って漢民族を多用するしかありません。そして漢民族は常に外部民族に支配されてもNo2の地位を確保できるのです。そして、そこから漢民族の中で血みどろの戦いが始まるのです。外部民族の寵愛を受ける為に!故に中国の刑罰は日本人の想像を超える陰湿が見られます。「中国の刑罰」で検索してみて下さい。
ここから中華思想と言うのが出てくるのです。漢民族は外部民族に支配されている時、外部民族の支配階級に中国帝国(あなたの帝国)は偉大ですとゴマすりを始めるのです。その結果、No 2である漢民族の頭の中に中国帝国(あなたの帝国)をコントロールしているという、中華思想が刷り込まれていくのです。中華民族は戦って自分たちの目的を達成するのではなく、裏切り、誤魔化し、謀略、二枚舌、陥れとあらゆる策に長じた民族になってしまったのです。そして今この漢民族の遺伝子を引きづいた中国(共産党)が全世界に対してこの能力を使い始めています。しかしながらこの能力は世界に全く通じません。時代が違うのです。そして韓国は中国の属国ですから、立場上中国と難攻不落の日本の板挟みになり、この能力に磨きをかけているのです。
朝鮮戦争は38度線をアメリカ、韓国軍が38度線を超えて優勢に進めている時、中国は突然「義勇兵」を投入して戦局を挽回しました、中国軍は強いではないかと言うかもしれませんが、「義勇兵」は蒋介石が台湾に逃げた時、置き去りにされた兵なのです。(蒋介石は日本軍ともろに戦っていた)故に彼らは「死に物狂い」で戦うしかなかったのです。日中戦時代「毛沢東」は1度も日本兵と戦うことなく常に逃げてばかりいました。何故なら日本兵と戦えば一瞬のうちに殲滅されるからです。この事は中国大陸で圧倒的な人口を誇りながら何度も周りの部族に支配されたという事実が、漢族は自らの血を流して戦うと言う意志を持っていないのです。故に中国は世界の中で最も弱い軍隊なのです。日本の自衛隊が中国の軍隊と戦えばいとも簡単に勝ってしまいますが、現実にはそうならないのです。何故なら中国は「核」を持っているからです。
今中国の「反スパイ法」が最悪です。もともとの「スパイ法」でも国際常識から言って非常識だったのが「反スパイ法」は国際常識の2乗に比例した非常識さです。中国の改正反スパイ法が2023年七月一日に施行されました。これは今までのスパイ法が中国国内での出来事に対応してきたのですが、無制限に中国国内以外に適用されるのです。無制限に中国以外に適用されるという事はどういうことかと言うと、中国では蔡英文演説はNetで検索できません。しかし日本では自由に検索、携帯に保存できます。そしてその携帯を持ったまま、中国に観光旅行したとします。何らかの理由により中国政府の当局者に見られたとします。そうすると中国政府の当局者はこの人間は台湾独立支持者だとして拘束するのです。
国際的に言って裁判によって刑が確定するまで犯罪者ではないのです。勿論拘束される事はありますが、それも法によって決まっています。中国の場合は拘束された時点から弁護士もつかず、ある日呼び出されて問答無用に中国共産党から判決が言い渡されるのです。
私は中国に対して否定的で何時も色々な所で中国を非難しています。そして中国は日本国内にも色々な情報網を構築しています。現に私の「ブログ」で中国のことをぼろくそに書いています。私が中国に観光旅行した時、この情報が中国当局(日本からの情報)を把握して私は拘束(逮捕ではありません)される危険性があるのです。だから私は絶対に中国に観光旅行に行きません。そんなの「杞憂」だと言いますが、中国に拘束された日本人17人全てが拘束されたことに対して「晴天の霹靂」だったと思います。
その結果海外の中国に対する投資が82%の減となり、中国への入国者が 2019年の4割ほどとなりました。そしてスパイ法、反スパイ法で拘束された日本人は17人、アメリカ人は200人以上、台湾人は50人以上となっています。そして日本、アメリカ等自由諸国と中国の為に活躍している中国人を、我々から見て中国の為に、中国以外の国との友好を深めている中国人を何故拘束するのか、全く意味が解りません。
ベルリンの壁はある男(シャボウスキー)の勘違い(全ての検問所から出国が認められる)(直ちに発行される)から始まりました。この出来事は「歴史上最も素晴らしい勘違い」とも言われました。
中国も崩壊に向かって進んでいる事は間違いなのですが、いつ起こるかは誰も予測できないのです。それは突然やってきます。それも中国人民に依ってなされます。外国の国家がそれを助長する方法は簡単で、各国が食料輸出禁止にすればいいだけで簡単です。何故ならば中国の「王朝」の崩壊は全て「飢餓」から始まったからです。
そして極め付きは、中国国家安全省はスパイ摘発強化のため、個人のスマートフォンやパソコンを検査する権限を当局者に与えることを明確化した新規定をこのほど公表しました。2024年7月1日に施行されます。中国入国時に空港でスマホを強制的に検査され個人情報が調べられると懸念する声が出ている。こんな国に誰が行きたいと思うでしょうか? こんな国に会社が中国に駐在命令を出せるでしょうか? この様な国が「世界の覇者」になる事は「絶対に」「絶対に」にあり得ないのです。
経済産業省は4月26日、半導体と量子に関連する4品目を巡り、全地域への輸出に許可が必要である輸出管理の対象とすると発表した。集積回路の画像を取得するための電子顕微鏡などが対象に加わる。企業に同省への事前報告を求めて先端技術の流出や軍事転用を防ぐ。又アメリカ、日本、オランダの3ヶ国(合計5社)が高度半導体の製造装置を中国に対し輸出規制を掛けた。素晴らしい事です。中国は月21日中国にマイクロン・テクノロジーの製品について、重要な情報インフラプロジェクトでの調達を禁止すると発表した。米国が進める半導体の対中規制強化への対抗措置とみられる。中国としては何らかのアクションをしたかったのだろう。笑ってしいます。何故なら困るのは中国だからです。 2024年3月の全体の失業率は5.1%だったのに対して、16~24歳では19.6%となっている。しかしながらこの19.6%には就職できず親と同居している卒業生は失業者に含まれていないと統計の基本手法を変えてしまったのです。北京大学教授の若者の失業率は46.5%と発表したが、すぐに「万里の長城」にブロックされた。ある人は50~60%だと言う人もいる。間違いなくこの様な職がない人たちが現在の王朝(共産党)を打ち倒すでしょう。しかしながらこれらの人が共産党を打ち倒して、自由国家を形成できるでしょうか、巨大な疑問が湧きます。ロシアは共産主義国家ではありません。何故ならロシア大統領は直接選挙によって選ばれるからです。しかしながらロシア国民はロシア「共産党もどき」の支配下に置かれ、自由を奪われ、自由を行使する能力を奪われ、その権利を行使する権利があるのに、世界で唯一自分の手で、政敵を殺した経験がある。プーチンを選挙で選んでしまったのです。そしてプーチンの一存でウクライナ侵攻を始めてしまったのです。即ちロシア人は自由と言う武器の使い方を知らないのです。
中国人はもともと極めて優秀な民族で、世界4大文明の内の1つなのです。常にNo1かNo2であった漢民族が、自分の民族が作った文化遺産を、漢民族によって王朝が変わる度に漢民族が文化を破壊していったのです。従って日本には「中国にとって国宝級の小さな文化遺産」が多く存在するのです。
そして漢民族が取り入れた「体制維持」の為に採った方法が「科挙」です。「科挙」は中国の各王朝が漢民族によって面々と維持された、官僚組織を作る為のシステムで、中国の各王朝は、国家の知力の全総力を挙げて「科挙制度」を維持しました。要するに「暗記力=知力」と勘違いした漢民族によって、延々と「王朝」によって維持されてきたのです。そして簡単に言えば中国は「科挙」によって中国社会の進歩を停止ししたのです。何故なら「科挙制度」は過去の記憶だけだから何の進歩もないのです。そして現在中国も韓国も学歴社会(暗記社会)で、「科挙制度」と同じで暗記の世界なのです。暗記の世界とは過去の事象及び文献をどれだけ覚えて入るかの競争なのです。ここからノーベル賞は決して出ません。何故ならノーベル賞は過去の事例にない事、若しくは過去の誰も考えない事、を考えなければ、「ノーベル賞」は決して取る事は出来ないのです。
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