安倍首相の「戦後レジュームからの脱却」が必要だと改憲を主張している。又ある人は日本国憲法はアメリカに押し付けられた憲法だから変えるべきだという。しかしながら「戦後レジューム」のおかげで日本は経済大国になり、平和な国になったのだ。
自衛隊を国防軍に変えるという意見があるが、自衛隊(=軍隊)は災害出動に関して日本国民から愛されている。そして60年間、いまだにただ1人の日本国民及び他国民を殺していないのだ。
しかし国防軍では戦前の軍隊のように国だけを守る、そして国を守るというと言うことが前面にでて、民衆を見殺しにしたではないか。考えてみるがよいもう少し早く全面降伏しておれば、沖縄戦はなかったし、広島長崎の原爆投下もなかったし、北方4島も取られることはなかった、シベリァ抑留もなかった。
この為100万人に及ぶ民衆が見殺しにされたのだ。
支配階級が民衆の事を考えずに日本の国体を守るためにはと、そこで思考停止してしまうのだ。これが日本の国、そしてあらゆる組織に蔓延している日本国病なのだ。明治維新を見てみるがよい、この時の幕臣は完全に思考停止している、そして第2次大戦後もGHQは日本に自己改革を迫ったが、日本政府も又思考停止していたのだ。
このことは日本国の小さな組織にもみられる、日本柔道連盟を見てみるがよい。生徒が自殺した時の教育委員会の最初の弁明はまさに自殺した生徒の立場になっていっていない、まさに組織の防衛としか聞こえないのだ。日本という国は自己改革のできない、そういう国なのだ。国会が自己改革できない最たる見本ではないか。だから国会に対しては第3者委員会が必要であり、都道府県市町には同様に第3者委員会が必要になりと全部2重構造になってしまう。
このことは日本国の小さな組織にもみられる、日本柔道連盟を見てみるがよい。生徒が自殺した時の教育委員会の最初の弁明はまさに自殺した生徒の立場になっていっていない、まさに組織の防衛としか聞こえないのだ。日本という国は自己改革のできない、そういう国なのだ。国会が自己改革できない最たる見本ではないか。だから国会に対しては第3者委員会が必要であり、都道府県市町には同様に第3者委員会が必要になりと全部2重構造になってしまう。
又国防軍という名前では、中国と韓国の反発は半端なものにはならないだろう。だから自衛隊のままで良いではないか!
第9条
①日本国民は、正義と秩序)を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
②前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
第9条第1項は絶対に変えるべきだはない、なぜ政治家はこの条文を世界に向けて発信しないのだろうか、このような憲法があるのは世界で日本だけだ。日本国民が世界に誇るべき巨大なな世界遺産なのだ。第2項は自衛隊の存在を認める文語にしたらよい。
戦後日本の軍国主義を解体させたアメリカを主体とする占領軍(GHQ)は、日本政府に民主的憲法作成を命じた。幣原内閣の「憲法問題研究会」が作成した新憲法は明治憲法の枠から抜け出すことができず。GHQに拒否されてしまった。
そうなんです、日本という国は自から改革を行うことは不可能な国及団体なのです、改革は何時も外からやってくる。
鈴木安蔵は自由民権運動の植木枝盛らが作った憲法草案を基に憲法研究会案を発表した。日本政府が民主的な憲法を作る意志も能力もないと考えたGHQは英文に翻訳し、憲法研究会が憲法案を発表したわずか5日後には、この草案を基に手を加えて日本語に再翻訳して、憲法案として日本政府に提示し、これが国会承認を経て憲法になった。
憲法のどこをどう変えるかいう論戦なしに、日本国憲法はGHQに押し付けられた憲法だから改憲するべきという意見はおかしい。
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