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2011年11月15日火曜日

短時間におけるケーブルの電流容量


ケ-ブルには許容電流値というのがあるが、この値は連続して使用した場合の値である、
ケ-ブルの許容電流とは結局熱の問題であるから短時間であれば大電流を流す事が出来
る。
 下記の計算で行う事、但し初期温度は40°C
        I=KS/√T          I =瞬時電流容量(A
                                   S=導体断面積(mmsq
                                   T=通電時間(秒)
                                   K=定数
   ケ-ブル
アルミ
ビニル
96
64
ポリエチレン
98
66
架橋 ポリエチレン
134
90
ブチルゴム
140
94
天然ゴム
116
78
EPゴム
140
94
硬アルミ線

93
イ号アルミ線

80

CV  3.5sq  0.1秒であれば131.23.5/√0.11,452A流す事が出来る。
  これらの事から幹線の最低ケ-ブルサイズが導ける。
  もしMCCBで保護されたケ-ブルで遮断電流が30KAだったとすると、遮断時間は
/2Hz=0.01()   
最低ケ-ブルサイズ=30,000x√0.01131.222.8sqとなる。
その他の遮断器では遮断時間がもう少し長いのでケ-ブルサイズは太くなる。
遮断器の定格遮断時間はカタログに記載されているのでその値を使用する事。

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