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2017年8月20日日曜日

高血圧降下剤の罪

 私は50歳くらいまでは血圧は12090であった。60歳台で13595くらいになった。そして現在71歳。60歳の時どういう事情で脳のMRIを受けたのか忘れたが、この時は何の異常も認められないと医者に言われた覚えがある。今年(71歳)思い出したようにMRIを受けてみようと思い友達に話したら、友達は検査だと保険が効かないから、あることないこと、病気の症状を書いたら、保険が利くと言われて、「最近物忘れが多い」「人の名前を思い出さない」「右手が痺れる」「力を入れた後、文字を書くと震えて書けない」「飲んでいる時よだれが出ることがある」と書いたら、保険(3割負担)が利いた。結果は異常なしであったが、でもこれ全部本当の事。
 この時血圧測定をされた。どうしてMRIの検査で血圧が必要なのかは良く解らないが、上が145あったので血圧が高い、100/60くらいが最も良いと言われた。「私=薬を飲むと血圧が下がることは人から聞いて知っているが、薬を飲むのを止めると、一気に血圧が上昇して、危険だと聞いたことがある。」「医者=最近の薬はそういうことはない」「では薬を飲んで血圧が下がったという事で、薬を飲むことを止めたらどういう事になるのか?」「医者=血圧は徐々に上昇していく」「私=死ぬまで薬を飲まなければならないのか?」「医者=そういうことになる」
 今まで血圧降下剤は飲んだことが無いので、飲んでみることにした。初め401種類の降下剤を飲んでも血圧が下がったという実感はないので、その故を先生に言うと。次の40日分として2種類の降下剤を調剤してくれた。これは効いた、2週間後には上が125くらいまでになった。
 私の過去の健康診断は68137/9169141/8370143/80であるが。年齢とともに上がってきている。健康診断書が言うには130/85以下が正常だそうだ。
 これらの事を踏まえてNetで検索してみた。
11960年代後半「内科診療学」において、血圧の正常値は年齢+90であった。
2)日本高血圧学会は2,000年に130/85になった。しかしこの時点では60歳以上は140以下、70歳台では150160以下、80歳で最大では160170
3)日本高血圧学会は2003年は60歳以上の高齢者も60歳未満の基準にする。
42008年「メタボ健診では130/85」。
52014年「日本人間ドック学会」は「147/94」。
62014年日本高血圧学会は140/90、後期高齢者は150/90
7)血圧が上がるのは加齢によって必然的に起きる。
8)この様に混乱していて何が本当だか良く解らない。
9)医者の間でこの様に基準が触れるのは、本当の基準がないこと。この事を見て常識ある医者と儲けようとしている医者と製薬会社の連合の戦いだと思った。
問題点 
1)こんなに基準点がころころ変わっていては、高血圧疾患者が増えたといっても何の説得 
力も無い。年齢+90130/85に変わったら当然高血圧疾患者が増えるのは当たり前だ。
2)私の場合で血圧降下剤40日分で2570+14604030、後15年生きている予定で15×
3655475日 5475÷40×4030551606円×3割負担=1654818円の薬代が必要。
3) 平成26年度の高血圧疾患患者数10108000人、かくして血圧降下剤と血管拡張剤を合計すると、その使用料は年間75258700万円(平成26年度)に達しているのだ。
4)私は、この事を医者と製薬会社の陰謀だと固く信じている。
5)日本人の塩分摂取量は50年前の半分に減少しているのに、高血圧患者が年々増加しているのはどうしてだろう。
6)最近、塩分の取りすぎが高血圧の原因であるという根拠は色々な研究によって、次々と崩れているのだ。さらに良識ある医者によって年齢+90が息を吹き返しているのだ。
7)実はナトリウム(塩分)は確かに高血圧の原因になる人はいる、しかしその割合は100人中1人か2人なのだ、ナトリウムだけが高血圧の状態に絡んでいる訳ではない。
8)動脈の収縮にはカルシウム、弛緩にはマグネシウムが絡んでおり、高血圧や不整脈を予防するのだ。ナトリウムは体液の量を調整し、細胞の形を維持する、ナトリウムが不足すると、神経系がダメージを受ける。ナトリウムはカリウムの60%そしてマグネシウムはカルシウムの50%以上を取るのが望ましい。即ち日本人はマグネシウムはカルシウムが絶対的に不足しているのだ。
9)故に高血圧の原因はナトリウムの過剰摂取ではなく、ナトリウムとカリウムとマグネシウムの比の問題なのだ。
10)市販されている塩にはよく塩相当量と書いてあるが、塩相当量に0.394をかければナトリウムの量になる。
11)皆が必要な塩を国家が独占販売し税金を取ろうとして1905年塩専売制が施工され、1997年廃止された。専売塩公社は、海水をそのまま塩にすればよいのに、それではあまりにも芸がないと思ったのか、塩(塩化ナトリウム)の純度を99.5%以上に上げ、ほぼ純粋な 塩化ナトリウム(カリウム、マグネシウム、その他重要重金属も殆ど含まない)として独占販売した 。これは国家の明確な犯罪である。何故なら民間の塩製造者を壊滅させ、国民に高血圧を蔓延させ、あろうことかその原因を塩の取りすぎに転化して、さらに高血圧の最高基準を下げ、製薬会社と医者を設けさせ、税収入を多くしようとしているからである。
12)現在の市販の塩には成分表があるが、まだ大多数が塩化ナトリウムだけというのが多い。又岩塩も市販されているが、健康に良いと歌っているが何の根拠もない、純粋の塩と何ら変わらない、成分表をよく見ること。
13)市販されている塩でカリウム、マグネシウムの事を考慮して、その量を増やしている製品は、1)五島灘の“本にがり”ナトリウム920mg、マグネシウム6400mg、カルシウム3500mg、カリウム2300mg、(株)菱塩、100g当たりの量である。以下同じ2)カリウム使用低ナトリウム塩、食塩相当量46g、カリウム27600mg、マグネシウム220mg、AJINOMOTO3 野生植物抽出ミネラル使用、食塩相当量97.3mg、カルシウム2430mgカリウム838mg、マグネシウム389mg、その他多数、(株)やつか。
4Netで検索すると年齢+90が説得力がある。自然の摂理に従えば年齢によって血圧が上がるが、体が要求しているからであり、その要求に耐えられなくなったときは死を意味すると理解すればよいと思う。
年齢によって血圧が上昇して、血管が老化し、死を意味する交点が人によって違うが、あると思う、それは突然やってきて、血圧が高い故に他の組織を壊滅させ、その人はころりと死を迎えると思う。
 血圧降下剤を飲んでいる人は、血管が同じく老化していく(血圧降下剤は血管を若くしている訳でなく血圧を下げているだけ)が血圧が上昇しないから、しかし低い血圧でも血管が耐えられなくなる交点がある。その時血圧が低い故に他の組織に与える影響は小さくなり一命はとりとめ寝たきりの生活が続くことになる。どちらが良いだろうか?
15)血圧降下剤を死ぬまで飲む悪影響及び体が要求する血圧以下に抑えた低血圧が体全体に及ぼす影響が良く解っていないのだ。常識的に血圧降下剤を飲んだ方が脳血管系障害は確率的に少なくなるだろう。しかしMRIの医者が言う高血圧降下剤を飲んで100/60に成ったら、脳に行く血液圧が激減するだろう、そして今でも人の名前を思い出せない、物をどこに忘れたか思い出せない、それを薬を飲むことによって強制的血圧を下げると、どの様に影響が出るか良く解らないが脳に多くの血液が行つている方が脳が活性化しているのは間違いないだろう。
16)よって私は血圧降下剤を飲まないことにした。
17)薬に頼らず血圧を下げる方法で最も簡単なのは痩せることである。からだが大きいという事は血液を痩せている人よりも多くの場所及び遠くへ血液を送らなれればならないから高血圧が必要である。だから痩せれば体が高血圧を要求しないのだから血圧が下がるのは自明の理である。さらにナトリウム、カリウム、マグネシウムの比を考え、日ごろからカリウム、マグネシウムを多く取ることが必要である。
18)カリウムはリンゴ、マグネシウムは海藻、蕎麦、ゴマに多く含まれる。岩塩については何の効用もない、塩を買う時は成分表を見て使用すること、13)で現在市販されている上位3つを上げたが、まだ塩専売制の呪縛から逃れていないが、健康的な塩がこれからどんどん開発されていくだろう。

19)高血圧即血圧降下剤というのは世界最悪の制度で、製薬会社が喜んでいる。そして日本の医療費増大に大いに貢献しているのだ。

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