人類の進化の歴史は常に飢餓との戦いの歴史でもある。だからそのことに対応して適応して人類は50種以上の肥満遺伝子(太る遺伝子=脂肪を蓄える遺伝子)を持っている。そして痩せ遺伝子(痩せる遺伝子=脂肪を消費させる又は蓄えない遺伝子 )を持つ必要はなかった。もし持っていたら、とっくの間にその遺伝子を持っている人は死滅している。なぜなら人類は長期に渡って十分な食料を得た歴史は殆どないからだ。
アメリカにアメリカ赤ガエルというカエルがいる。この赤ガエルを冷凍庫に入れるとカチンカチンに凍ってしまう。何をしたかというとこのアメリカガエルは血糖値を一挙に100倍まで上げ内臓を不凍にするのだ。(生物において凍らないこと、とは血糖値を上げること、すなわち甘くなるということ、植物も例えば、大根も凍らないように糖度を上げるのだ)。手足の末端部分及び皮膚部分等は当然ながら死滅する。このアメリカガエルを冷凍庫から取り出して常温の場所に置くと、無傷の内臓がフル回転で死滅した末端部分を修復する。そしてピョンピョンと飛び回るのだ。
アメリカにアメリカ赤ガエルというカエルがいる。この赤ガエルを冷凍庫に入れるとカチンカチンに凍ってしまう。何をしたかというとこのアメリカガエルは血糖値を一挙に100倍まで上げ内臓を不凍にするのだ。(生物において凍らないこと、とは血糖値を上げること、すなわち甘くなるということ、植物も例えば、大根も凍らないように糖度を上げるのだ)。手足の末端部分及び皮膚部分等は当然ながら死滅する。このアメリカガエルを冷凍庫から取り出して常温の場所に置くと、無傷の内臓がフル回転で死滅した末端部分を修復する。そしてピョンピョンと飛び回るのだ。
しかし13,000年前地球は温暖化で北欧(その他の地域も)の大部分が大森林地帯となっていた。そして同時期にヤンガ・ドリアスキ―紀が到来し10年間に平均10°という温度低下を招いた。そして大森林地帯に進出していた人類は次々と凍傷病に掛かっていった。この異常事態に対応する為に遺伝子のメチル化、エピジエネテック等により血中の糖濃度を上げ当座の危機を乗り越えたのだ。糖濃度を上げるということは凍傷病がかかりにくいと言うことなのだ。そしてこれが遺伝子の固定化に繋がったのだ。もともと凍傷を防ぐという目的で遺伝子を変化させたのに、結果的に痩せる遺伝子というものを作り出してしまったのだ。即ちインスリンを作らないという行為自身が痩せるという事に繋がるのだ。
インスリンは何をするかというと血液中の糖を内臓脂肪として蓄えることなのだ、逆に言えばインスリンが分泌されなければ血液中の糖を蓄積できない故に太ることはない、即ち痩せることになる。そのメカニズムは血糖値が上がればこの高血糖が膵臓のランゲルハンス島のβ細胞を破壊するのだ、β細胞とはインスリンというホルモンを分泌する所だからインスリンが分泌されなければ糖を蓄積できないことになる。即ち痩せることになる。この状態を糖尿病に掛かったという。即ち人類は最初の目的は違ったが初めて痩せ遺伝子を持つことになった。
糖尿病の目的は太らないということ、食事を摂るための機能が優れていればどんどん血糖値が上がり太ることになる。これを防ぐためにはインスリンを分泌しなければ糖分を蓄えることができず、高血糖値を上げることに成る。常に血管中の高濃度の糖を含んでいれば次の症状が起こるのだ。高血糖は血管内側の細胞を傷つけコレステロール値を上昇させるのだ。人類にとって高濃度糖は毒なのだ。
血糖値が上がるとインスリンが生産されなくなる、すると血液中の糖が大幅に多くなる。これを防ぐためには食事の量を減らさなくてはならない、それには食事を摂るための捕食機関を破壊すればよいのだ。即ち初めに網膜を破壊して失明させれば餌を見つけられなくなる。次は腎臓を破壊して糖が尿中にドンドン流れ出るようにすればよい(尿に糖が出るようになれば糖尿病)。次に足の血管を破壊して歩けなくして餌をとれなくすればよいのだ。即ち人類は高血糖を毒と認識して警告を発するのだ、これが糖尿病なのだ。
血糖値が上がるとインスリンが生産されなくなる、すると血液中の糖が大幅に多くなる。これを防ぐためには食事の量を減らさなくてはならない、それには食事を摂るための捕食機関を破壊すればよいのだ。即ち初めに網膜を破壊して失明させれば餌を見つけられなくなる。次は腎臓を破壊して糖が尿中にドンドン流れ出るようにすればよい(尿に糖が出るようになれば糖尿病)。次に足の血管を破壊して歩けなくして餌をとれなくすればよいのだ。即ち人類は高血糖を毒と認識して警告を発するのだ、これが糖尿病なのだ。
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