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2011年8月28日日曜日

原子力の討論会(NHK)

20118277301030NHK原子力の是非に関する討論会を見ていた。

原子力を増やそうという意見はさすがになかったが、討論会はそれなりに面白かったが、見ていて議論から完全に欠落している事があった。

 それは原子力発電で燃やした燃料の灰の処理をどうするかだ。どういう訳だが知らないが、この問題を真正面からとらえたテレビを私は見たことが無い、

 テレビを見ていて、原子力発電所の推進派若しくは維時派の意見を聞いていると、核破棄物、プルトニウム239、もんじゅ、六ヶ所村の問題を知らないのではないかと思う。マスコミはもっと核破棄物とプルトニウム239の問題を取り上げてほしい。

 原子力発電で燃やした燃料の灰の処理は化学処理とか熱処理で安全なものに変えることは絶対的に出来ないのだ、原子力発電で出来た灰=核破棄物は人間の時間間隔でいうと永久に灰=核破棄物なのだ。だから処理といっても安全と思われる所に溜め込むしか方法が無いのだ。

 溜め込んだ場所を誰が管理するのだ、また安全と思われる所は将来に亘っても安全だという保証もない。要するに原子力の灰=核破棄物の処理を未来の人類に放り投げているだけなのだ。未来の人達も処理に困り、歴史上の原子力村の人達をナチと同列に扱い史上最悪の集団と断罪するでしょう。

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