ページ

2011年7月22日金曜日

特殊相対性理論

特殊相対性理論は等速直線運動を行っている系という特殊な系について考えられた理論で
す。特殊相対性理論は二つの前提の上に立っている。「全ての慣性系は相対的である。」
「全ての慣性系において、真空中の光速度は不変である。」

 光速に近い速度で進む宇宙船を考えよう、今宇宙船の真中の位置で進行方向に向かい光を
発射し前方の壁に光が達した時、宇宙船の壁はさらに前に進んでいる。と言う事は光がより
長い距離を飛行したことになる。
 
宇宙船の中に居る人間にとり、光速度と距離は不変だから光速度=距離÷時間の式より時
間が大きくならなければならない、即ち時間が遅れなければならないのだ。
 
宇宙船の外から宇宙船を見ている人間にとり、光速度と時間は不変だから距離が短くなっ
た様に見えなければならない。即ち宇宙船は短くならなければならないのだ。

           こうして時間と距離の絶対性が失われたのです。
 外から宇宙船をみると宇宙船は{√1-(V/C)の2乗}の割合で縮んで見えるのです。外か
ら宇宙船の人がしている時計をみると{√1-(V/C)の2乗}の割合で遅れて見えるので
す。さらに質量も同様にロ-レンツ変換{√1-(V/C)の2乗}しなければいけないので
す。このことは 質量とエネルギ-は同等だと言う事を表します。即ちE=mC2

0 件のコメント:

コメントを投稿