原子力の危険(2)
さあ原子力の恐ろしさをたっぷりと堪能して下さい。
まずウラン鉱山からウラン鉱石取ってきて粉にして化学処理を何回も繰り返し最終的にウランだけの塊にします。その中にはウラン234(微量の為無視する)、ウラン235(0.7%)、ウラン238(99.3%)。ところが核分裂はウラン235しかしないさらにウラン235がこの比率(0.7%)では核分裂しないという事でウラン235の比率を3%から5%程度まであげて使用します。ウラン235を100%とすれば原子爆弾となるのです。何故もっと%を上げないのと言われれば、より原子爆弾のほうに近くなり、より制御が難しくなるのです。
ウラン238とウラン235混ぜてペレットを作り(直径1cm、高さ1cm)これを4m程度のジルコニウムの管の中に入れるのです。これを沢山作り原子力発電開始です。
ウラン235が核分裂して色々な放射性物質を多く作っていきます。しかしながらウラン235が無くなるかなり前に、発電を止めます。なぜかというとウラン235が発電している間にウラン238が高速中性子を吸収してプルトニウム239に変わるからです。このプルトニウム239もまた核分裂をはじめるから、核分裂物質が増えコントロールが難しくなるからです。
プルトニウム239は極めて毒性が強く1グラムで何十人も殺せる猛毒なのです、さらにこのプルトニウム核分裂の制御に成功した国は現在0なのです。
使用済み燃料に中にはプルトニウム239は1%程度含まれています。使用済み燃料にもウラン235(1%)は多く含まれております。だから使用済み燃料を再処理してもう一度、燃料として使用しようとするのは極めて合理的です。この再処理は日本で出来ません。イギリスとフランスに頼んでいました。それがそろそろ戻ってきます。
これではいけないという事で1993年から2兆1,900億円をかけ6ヶ所村に再処理工場を作り試運転中今まで予算が7,600億円が2.8倍になり工期は18回のトラブルにより2009年2012年に成っています?しかしながらプルトニウム239が日本にどんどんたまっていく構図は全く変わりません、次回はこの構図ずを明らかにします。いいですかプルトニウム239は極めて毒性が強く1グラムで何十人も殺せる猛毒なのです、さらに簡単に原子爆弾製造が可能なのです。6ヶ所村の再処理工場で事故を起こしたら、少なくとも関東地方まで数万人が死亡すると言われています。
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